はあ~~、お呼びですかぁ~~

白衣の堕天使のぼやき

久々に登場~~女帝!

病院で看護師をしていて、「やりにくい患者」というのがある。
医師、看護師(保健師や助産師)教師、弁護士・・・
なぜかーという理由の一番は「クレームが多い」ため。
医師や看護師などの医療関係は一番難関。注射、採血など、一つ一つの行動は常に専門家の目で監視、監督されていて、患者となった「優位性」を全面に押し出して、痛い所を突かれるし、常に上から目線なのだ。
今、元保健師で、県のお偉いさんだった人がいるのだが、まず「あなた何年目?」から始まり、若ければ若いほど、「ご指導」が入る。
これが、案外「なるほどね~~」な事も多く、「慣れ」で普通にやってる事が、患者さんには不親切であったり、清潔不潔の観念が違っていたり、あながち迷惑なクレームとばかりは限らない。まあ、お手伝いさん的にこき使われる部分はあるものの、テーブルの上に置いていいもの、悪い物などは、我々、ちと一般の価値観と食い違っていたりする。
たとえば、ガーゼ交換の時に不用意にオーバーテーブルの上に器具を置くと「そこは私が食事をする所なのよ、なんで傷の処置に使う物を置くの!不潔だわ」となる。
確かにそうなのだが、我々からすると、そこは非常に器具を置くのに便利な場所なのだ。
また、専門家ともなると、自分で治療法を決めてしまう場合も多い=言う事を聞かない困った患者となる。特に医師ともなると、看護師の出る幕はない。
これらの「専門家」は一般の患者のように「感情」で怒るのではなく「理屈」で攻めてくるから、よほど知識を持って太刀打ちしないと、こちらが全面敗北になってしまう。
さて、うちの女帝様、病室の内装から病院の設備全般にも意見があり、毎日、看護部長やら、事務長やらが日参しているが・・・・
これ以上、荒れませんように・・。

元の女帝 奇皇后ほどではないけど付き合い方は難しい・・・